金沢に住んでいた頃、11月になっての楽しみは
香箱カニ(ズワイガニの雌)の解禁や鰤など冬ならではの食べ物。
しかし関東圏で育った私に
苦手な雪道の運転、雪かきシーズン到来の月でもあったのです。
まず初旬から気をつけるのは
雪下ろしの雷が響く前にスタットレスタイヤへ履き替えです。
別名:鰤起こしの雷
この時期ならではの美味しい鰤を雷が起こすんだそうです。
早めに履き替えたのはいいけど
晴天で雪がない道では振動音がうるさい。
でも雪が降ってからノーマルタイヤでガソリンスタンドへ行くなんて困難・・。
本格的に降る前の日に取り換えがベスト。
タイミングが難しいんです・・。
幹線道路には融雪機があって走りやすいのですが、
小道に入り自宅への道、駐車場へは轍を頼りにギアを落としてゆっくり運転。
もちろん強くアクセルを踏んだり、ハンドルを急にきってはダメですよね。
けれども両者とも足りないと車は思うようには動いてくれません。
本当に加減が難しい・・。
あと雪掻き
掻いた雪で排水溝(口)を塞いでは
とけた雪水が行き場所をなくし、夜になって凍ってしまいます。
排水ルートを確保することが大事と地元の人に教えてもらいました。
今日はここ神奈川でも11月の金沢を思い出す天気。
しかし雪かきとスタットレスの心配は大丈夫そうです。
あとは夜になって路面が凍らなければいいのですが・・。
通勤、通学に影響でないこと、転倒などがないことを祈ります。
以前、ちょうど今の季節、体験で作った金沢和菓子(椿と霜柱)をアップします。